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無線LANで11nを設定する方法

 なんで今さらこんなことを書くかというと、僕が設定できていなかったからです。っていうか、設定できているものだと思い込んでいた。そもそも設定できていないことに気づいたのは「僕による僕のためのちょっと早めのクリスマスプレゼント」で手に入れた無線LAN親機がきっかけです。それまで別の11n対応の親機を使っていたので、それを買ったのは5~6年前・・・で、最近気づいたので・・・その間は11aとか11gで通信していた・・・無駄にした時間は大きいです。

 

 で、以下からその設定方法を書いていくわけですが、AOSS(またはそれに類する機能)を使って無線LAN設定している人は対象にしていません。また、これまでに出てきた用語の意味が分からない人も対象にしていません。あくまでも無線LAN設定を手動で行なっている人のみ対象としています。

 

<11nの設定方法(無線LAN親機)>

  • 「無線の認証」を設定する
 「WPA2-PSK」に設定します。11nの規格上「WPA-PSK」でも通信は可能ですが、セキュリティが弱いらしいので、前者に設定しておいたほうが無難です。
  • 「無線の暗号化」を設定する
 「AES」に設定します。問答無用です。
  • 「倍速モードの設定」をする

 選択肢は「20MHz」か「40MHz」ですが、後者を選択します。

 

以上の設定で、無線LAN親機は11n対応となりました。

 

<クライアントからの確認方法>

 パソコン限定の方法です。(iPhoneやゲーム機などからは無線LAN親機が11nかどうか知る術はありません)

 タスクトレイにある無線アイコンをクリック。そこに並んでいるワイヤレスネットワークのSSIDにマウスカーソルを移動させると詳細が表示されるので、該当SSID無線LAN親機)の「無線の種類」が11nになっていればOKです。さらに右クリックして「状態」を選択すると実際の通信速度も確認できます。僕のパソコンは倍速モードに対応していないので144.0Mbpsと表示されています。11n倍速対応のクライアントであれば最大300.0Mbpsの速度で通信できるはずです。

 

 

 僕が11nの設定ができていなかったのは、無線のセキュリティ設定と11nとの関連を知らなかったからです。セキュリティ設定というと、外部からの侵入や通信の傍受なんかを防ぐためのものという認識だったので、それが通信速度に影響するなんて思いもしませんでした。実際、以前の無線LAN親機のセキュリティはMACアドレスフィルタリングだけ設定していて、通信が傍受・解析されても構わないかー程度にしか思っていませんでしたけど。

 AOSSはトラブルが起きた時に何が悪いのか切り分けしづらい上に、当時は対応機器も多くなかったので個人的には好きになれず、手動で設定できるところは全て試行錯誤しながら行っていたわけです。ですが、今はAOSSの認知度も高まり対応機器も増えてきているので自動で設定したほうが無難かもしれませんね。

 

 僕が買った無線LAN親機にはAOSS2ってのがあるんだけど、ナニソレ・・・

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