ドラクエ7の感想(クリア後)
ようやく3DS版ドラクエ7をクリアしました。発売日に購入しているのでクリアまでに要した期間は2ヶ月ちょっと。実際のプレイ時間は80時間15分。主人公のレベルは47。クリア時のパーティの職業は、勇者が3人でプラチナキングが1人でした。
以前にドラクエ7の感想(超序盤)を書いているので、それを振り返りながらクリア後の感想を書いていこうと思います。
・バトルがサクサクで小気味良い
超序盤の感想では絶賛していましたが、物語も終盤になるとサクサクとは言えなくなりました。
理由は2つ。
1つ目はコマンド入力の操作で、序盤はキャラクターができる行動のパターンが少ない(とくぎも呪文も少ない)ので主人公は「こうげき」を選んでいればいいし、パーティはAIにおまかせでよかったのでコマンド入力は決定ボタンを押すだけでした。ですが、終盤になるとキャラクターはとくぎや呪文を山ほど覚えているし、AIに任せていると思ったとおりの行動をしてくれないので、効率の良いバトルを展開するには自分で操作することになります。結果、キャラクター一人一人のコマンド入力をすることになりバトルのテンポは下がりました。
2つ目は、とくぎや呪文の演出効果。とくぎや呪文が強力になっていくほど演出が激しくかっこよくなりますが、時間もかかるようになります。ボス戦ではこちらも集中しているので演出を堪能出来ますが、雑魚戦では激しい演出がバトルのサクサク感を阻害しているだけのような気がしました。
・シンボルエンカウントが便利
これは終盤でも便利でした。というのも、終盤では上述したようにバトルのテンポが落ちるので、できるだけ敵と戦わずに物語を進めたくなります。シンボルエンカウントなら敵を避けて進むことができるので終盤になるほど有り難みを感じました。ただし、レベル上げや熟練度上げを目的として敵と遭遇しようとすると面倒ではありましたが。
・左手だけで大体の操作ができる
これもレベル上げや熟練度上げに便利でした。
・「せんれき」が便利
僕は中盤からエンディングに向けて一気に物語を進めていったのでこの機能を使う機会はほとんどありませんでした。
・すれちがい通信はしていない
物語中盤から利用できるすれちがい通信。物語には直接関係していないことと、あまりメリットを見いだせなかったので、結局すれちがい通信をしないままエンディングを迎えました。
ってゆーか、「自作石版で代用できるんじゃ?」というのが僕の認識なんですけど、何か別のメリットがあるんですかね。
・ラスボスが雑魚
これは人によると思いますが、僕は中盤を越えたところで物語そっちのけで熟練度上げをしていました。時間にして30時間ほど。おかげさまで人間職は全員マスターしましたし、プラチナキングもマスターしました。熟練度上げの過程でパーティのレベルも上がりました。この段階で物語の続きを再開したのですが、トヘロスでラスボスまで雑魚は出ないし、そのラスボスも大して苦もなく撃破。なんか拍子抜けした感じです。
・クリア後のお楽しみ
取りこぼしたアイテムの収集や達成していないイベント、ダウンロード石版、裏ボス攻略など、まだまだクリア後も出来ることは残っています。ですが燃え尽きた感が強いというか、もうお腹いっぱいな感じがしていて、しばらくドラクエからは離れようと思います。友人に貸す予定もありますし。
・最後に
ドラクエ世代の僕が3DS版ドラクエ7を買う理由で書いたドラクエ7への期待は裏切られることなく達成されていたと思います。と同時に、オフラインで黙々と物語を進めていくのがドラクエの良さだなぁと改めて認識しました。