世界はエロでできている

世の中には2種類の人間しかいない。エロい人間と、エロいことを自覚していない人間だ。

テレビ番組「A-Studio」に対する感想

 テレビ離れが叫ばれて久しい昨今ですが、僕は比較的テレビが好きで週に20時間ぐらいは観ています。テレビをつけっぱなしにしておいてダラダラと見るのではなく、好きな番組だけを録画しておいて時間があるときに観る、というスタイルです。

 

 今回はその中から「A-Studio」を取り上げ、感想を書いていこうと思います。

 

番組概要

 ・TBS系列の放送局で毎週金曜日の23:00〜23:30に放送されている

 ・トーク番組

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この番組に対する感想

 最近、純粋なトーク番組をテレビで見かけることが少なくなったように感じる。今、パッと思いつくのは「ごきげんよう」「徹子の部屋」「サワコの朝」ぐらいだ。昔はもう少しあったような気がするが、思い出せない。というのも、僕は純粋なトーク番組を定期的に観る習慣がないから。ただし、単発的に観ることはある。なぜそのようなことになるかというと、トーク番組に呼ばれるゲストに左右されるからだ。つまり、知っている人が出演すれば観るし、知らない人がゲストだったら観ない、ということである。

 

 さて、「A-Studio」の話し。この番組は純粋なトーク番組である(ただし、歌手がゲストの場合は歌を披露することもある)。この番組の大きな特徴が、トークネタになる取材は司会者である笑福亭鶴瓶が行うことである。ゲストが出演した作品を鑑賞することはもちろん、ゲストと親交のある知人・友人、親戚縁者へのインタビューも全てこなす。ゲストは特に、鶴瓶が知人・友人、親戚縁者を訪問したことに驚く。他の番組では観られないゲストの素の表情がそこにあり、観ているこちらもうれしくなる。ゲストも感動するし、こちらも感動する。知らないゲストが登場してもこの番組を見続けられる理由はそこにあると思う。

 

 番組の最後も良い。他のトーク番組では終了時間ギリギリに収めようと番組最後ではバタバタと終わるようなことが多いが、本番組では鶴瓶がキッチリ締め、ゲストはセット裏でそれを観ているという形。鶴瓶のまとめ方はさすがに上手だし、時には感動すら覚える。鶴瓶の締めの話しを聴いて涙するゲストもいるが、それは取材を全て鶴瓶がこなしていることが一因だろうと思う。

 

 たった30分のトーク番組ではあるが、その内容は濃密である。

「誰からも好かれる術」を笑福亭鶴瓶に学んだら