世界はエロでできている

世の中には2種類の人間しかいない。エロい人間と、エロいことを自覚していない人間だ。

先走るものよりまずは先立つもの

 この記事を読んだ。

給料増やしたいならSEXを 海外で調査

http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp1-20130818-1175130.html

 要約すると、セックスの回数が多い人ほど賃金も高いという調査結果が出たそうだ。

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 調査したドライデイキスという人は、

「人間は互いを愛し、愛されることが必要。セックスがなくなり、愛を感じられなくなると、孤独感や不安、失望につながり、仕事に悪影響を及ぼす」

 と言っている。

 

 確かに氏が言うことには一理ある。プライベートにある程度満足し、精神的な余裕がなければ仕事に十分なパフォーマンスを発揮できない。特に笑顔が基本となる接客・サービス業では顕著である。また、セックスの回数が多いほど賃金が高いというのも、調査の結果そうした事実が出ているのだから納得せざるを得ない。

 

 だけど、セックスの回数を多くすれば賃金が上がるというのは腑に落ちない。僕の感覚としては逆である。つまり、賃金が上がればセックスの回数を増やすことが可能、ということだ。

 

 なぜなら、セックスを阻害している因子はお金とマンネリにあると考えるからだ。

 そもそもセックスしたいと思ったって、異性からモテなければ話しにならない。モテるための手段として手っ取り早くかつ効果的なのが外見を変えることだ。髪型、服装、アクセサリーに気を遣い、どうしてもという場合にはプチ整形もその範囲に入ってくるだろう。これらをこなすには当然ながらある程度お金がいる。

 また、首尾よくパートナーを見つけたとしても、デート代、飲食代、交通費、ホテル代などで出費がかさむ。セックスしたいけどお金が足りなくて給料日までは我慢しよう、という経験をした人も少なくないだろう。

 そして、結婚後はどうかというと、前述の出費はかからなくなってくるが、今度はマンネリ化が訪れる。セックスする環境およびその内容、パートナーとの新鮮さがなくなってくるからだ。いわばトキメキがなくなった状態である。これを解決する手っ取り早い方法としては、以前のようにデートに行ったり環境を変えたりして新鮮さを取り戻すことである。やはり、お金が必要になってくる。

 

 このように、パートナー不在の時から結婚後まで、より質の良いセックスをするためにはお金が必要不可欠である。給料が高ければ望みどおりの回数をこなせるが、賃金が低い状態では当人たちが望んでいたとしてもセックスの回数は減る。

 

 愛し、愛されることが必要なことは分かる。だけど、セックスばかりしていたって賃金は上がらないどころかその出費によって毎月カツカツの生活をおくることになる。まずは汗水たらして働く。この時代、賃金を上げることはそう簡単ではないだろうが、真面目に仕事に取り組んでいれば間違いなく上がるはずである。そして経済的に余裕が持てるようになったとき、初めて豊かで質の良いセックスができると僕は思う。

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