禁煙外来に通い始めました。その流れと初回診察の内容。
年明けに「十数年続けてきた習慣を、今年やめようと思います。」という記事を書きました。今年、禁煙する。その手段として禁煙外来を受診するという内容です。理由についてはリンク先を参照してください。
で、本日禁煙外来を受診してきましたので、その流れと初回診察の内容について残しておきたいと思います。ただし、以下の内容は日本の全ての医療機関で同一かどうかは分かりません。あくまでも僕が受診した医療機関を元にしています。
医療機関を決める
禁煙外来を受診すると決めたら、どこの医療機関に掛かるかを検討する必要があります。どの医療機関でも禁煙外来をしているわけではないので、知り合いに聞くなりネットで検索するなりして調べます。候補となる医療機関がいくつか出ると思いますが、どの医療機関にするかは人それぞれ。僕は、家から近いという理由で受診する医療機関を決めました。
後述しますが、禁煙外来は平日日中の完全予約制です。仕事を少し抜けて受診せざるを得ないような忙しい人は、職場の近くの医療機関を選択すると良いと思います。
禁煙外来は完全予約制
禁煙外来は初回も含め完全予約制です。しかも、曜日や時間が固定されているので、医療機関のホームページなどで確認しておきましょう。
さて、初回受診時も予約が必要になります。医療機関に直接出向いて予約するのが確実ですが、電話でも大丈夫だと思います(僕は電話で予約が取れました)。電話で予約する場合は、その医療機関の診察券がある(受診歴がある)と話しがスムーズに進みます。
初回診察時に持っていくもの
・健康保険証
・(受診歴があれば)診察券
・現金7,000円(僕は診察代と薬代でこのぐらいかかりました)
初回診察時の流れ
血圧測定後、看護師さんからの問診があります。何枚かあるのですが、全国共通の問診票が一枚あります(おそらく問診の最初に記入する)。ニコチン依存に関する問診票がそれにあたります。もちろん正直に書けばいいのですが、ニコチン依存の程度が軽ければ、保険適用になりません。思い当たるフシが多少でもあれば、悪い方にチェックを入れていきましょう。とは言え、看護師さんも鬼ではありません。問診票の結果、僕はニコチン依存の程度が軽かったのですが、看護師さんが「あー、これだと保険適用にならないんですよねー」って教えてくれました。
そして、吐く息に含まれる一酸化炭素の測定。大きく息を吸って、数秒止めて、測定器に向けて息を全て吐き出します。非喫煙者なら2ppmほど。僕は1日に20本ほどタバコを吸うので、看護師さんからは「20ppmぐらいですかねー」なんて予想を言われましたが、結果46ppmでした。手元に一酸化炭素の数値と喫煙度合いを示す表がありましたが、僕はヘビースモーカーの部類に入っていました。なんの自慢にもならない。
その後は医師の診察。肉体的なニコチン依存は薬で軽減できるけど、精神的ストレスへの対処法や習慣化している動作(食後の一服など)は自ら工夫していく必要がありますよ、という説明を受けました。治療法にはニコチンパッチや鍼治療があるそうですが、僕は内服薬を選択しました。結果、「チャンピックス」という薬を2週間分処方されました。医師からは「明日から飲み始めましょう」ということだったので、本格的な禁煙治療は明日からになります。副作用として気分が悪くなったり、悪い夢を見ることがあるそうです。はてさて。
ちなみに問診から診察終了まで約30分でした。
まとめ
・禁煙外来は、どこの医療機関が行っているか、予約の曜日・時間をチェックしておきましょう
・予約は電話でもOK
・初回診察時は健康保険証と現金(余裕を持って1万円ぐらい)を持参しましょう
・当日は30分ぐらいで終わります
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